個人的な内容の詩ばかりです。
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No.58, No.48, No.46, No.43, No.4件]

女性というからだ
お腹はいたいし(でも意外といたくないときもある)
気持ちがなんだかいつもとちがうし
服やいすがよごれていないか地味に緊張するし
なぜか頭もいたくなるし

それでも
この女性というからだが愛おしい


親は選べない

本当は選んで生まれてきたんだよという言葉は嫌いじゃない
わたしにとっては残酷なだけ

テレビに写る楽しそうな親子連れを
ぼんやりと見る私は小学5年生

選べたら よかったなあ

浮かれて買ったさいふ
恋人と さいふを買ったよ
おそろいの さいふ
はじめての 革のさいふ
ちょっと 高いよ

なにかの拍子で
一滴だけ水がついちゃった

一週間経った
水のあと
まだ残ってる

どうしよう これ

ゆるす
どうしても
なにをどうしても
許せない
そういう人が
私にはいる

許せないひとがいる私を
私はゆるす